映画#1 イングロリアス・バスターズとブラット・ピット(93点)
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Prime Video
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名言
見ろよ、こりゃ俺の最高傑作だ
I think this just might be my masterpiece.
採点
93点
一言(ネタバレ無し)
この映画、とにかく役者がいい。メラニー・ロランは本当にこういう、あまり幸運じゃなさそうな役が似合う。 もともとハンス・ランダ役はレオナルド・ディカプリオが予定されていて、その後「ジャンゴ」に出ることになるわけだけど、クリストフ・ヴァルツがはまり役で、アカデミー賞まで取ってしまった。
一言(ネタバレ有り)
脚本はタランティーノお得意の、どんどん人が死んでいくパターンで、コメディとサスペンスがぎりぎりのところで共存している。なんせ、自称イタリア人としてパーティーに潜入したブラッド・ピットが「グラッツェ」しか話せないのだ。
映画館で見事ヒトラーが焼け死に、バカバカ人が死んでいく、という、映画愛にあふれるシーンもある。 この映画を見ていると、どう見てもナチスのほうが人間的にはまともに見えてくる。バスターズたちはごろつきだ。特にイーライロスとか。
まあ、タランティーノ映画というのはこういうろくでもない人間たちがバンバン死んでいくのが楽しい映画なのだ。
Inglourious Basterds - The "Italian" scene
なんとも間抜けなブラッド・ピット。